自分で子供の髪をカットする方法!!ショートレイヤーの切り方

子供の髪の切り方講座、今回はショートレイヤーの切り方と手順を説明します。子供のカット、特に男の子の髪型はショートレイヤーが多いので、このカット方法を覚えておくと自分でお子様をカットする時にとっても便利ですよ。

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カット前に頭に入れておく、カットに必要な知識。


上の図をご覧ください。赤の部分が長さを青い部分がデザインを作って髪型というのもができています。赤部分の前髪とそこからもみあげに繋がるラインのことをフェイスライン、残りの1番下になる赤部分のラインのことをアウトラインとここでは言いますので覚えておきましょう。

ショートレイヤーな髪型。


最終的な仕上がりイメージのショートレイヤーとは上の図のようなヘアスタイルのことです小さな男の子がよくする髪型ですね。この髪型を今回はカットしていきます。

カットの仕方
さて、次に切り方ですが、真っ直ぐ直線的な切り口の切り方をブラントカット、ハサミをナナメに入れて切り口をギザギザにする切り方をチョップカットと呼びます。

↑ハサミを横に入れて真っ直ぐ切るブラントカットの切り方。


↑ハサミをナナメに入れて毛先をギザギザにするチョップカットの切り方。

子供の髪の毛は、どちかというと細くて柔らかい毛質が多いのでブラントカットで切っても、それほどブツ切り感が出にくく、時間短縮にもなるので今回はブラントカット主体で切ってみましょう。毛量が多くて硬い髪質の場合はチョップカットがおすすめです。


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前髪からもみあげまでの切り方


上の図①の前髪からモミアゲに繋がるフェイスラインから切っていきます。

カット前の髪型。

かなり髪が伸びた印象ですね。では切っていきましょう!

前髪カット

1番最初に前髪をカットします。初めに前髪を切ると全体的なイメージもしやすいですし、ヘアスタイルの中で最も重要な部分だからです。コーム(櫛)で髪をときつけて、切りたいところのちょっと下のところを指で挟んでカットします。

ちょっと長めに切るのが失敗しないコツ
髪を切る時は水スプレーなどで髪は濡らしている状態です。髪は乾くと少し短くなります。更に後で梳きバサミを使うと5ミリくらいは短くなりますので、最終的な仕上がりイメージよりも1センチくらい長く切るといいでしょう。

前髪が切り終わった状態。顔周りに沿って少し丸く切っています。前髪も色々な形がありますので、前髪の切り方は「4種類の前髪の切り方」をご覧ください。

前髪からモミアゲまでのカットは生え際に対して平行に引き出して切ります。反対側も同様に切りますが、先に切ったモミアゲよりもちょっと長めに切っておいて、長さを確認しながら少しずつ左右対象になるように合わせていくと失敗しにくいです。

サイドと襟足のカットの仕方

耳上の長さを設定し、先ほど切ったもみあげに繋げていきます。今回は爽やかな印象にしたいので耳に少し髪の毛がかかるぐらいの長さに切ります。

①耳上の毛を櫛で上からときつけて根元の方を左手の指で挟んで第一関節ぐらいまで(1~2センチ)を切って後は残します。*指で挟んだ毛を全部切らないように!


②先ほど切った耳上の髪とモミアゲの一番長い箇所を繋げるように斜めに髪を持ち替えて切ります。反対側も同様にカットします。

サイドが切り終わった状態です。次は襟足の長さを決めて、今切り終わった耳上と繋がるようにカットします。

上の図の1番から切っていきます。最近はえり足が短めのスタイルが多いので、サイドの長さと同じくらいの長さにカットします。

切り方は先ほどと同じで、櫛でとく→指で挟む→切るの繰り返しです。1回で切ろうとせずに何回かに分けて真っ直ぐ切っていきましょう。みつえりポイントまで切ったら、耳上の部分と繋げていきます。

生え際のラインに平行に引き出して、みつえりの長さに合わせて切ります。

フェイスライン、アウトラインを切り終わった状態です。

オーバーセクション(頭の上半分)の切り方

まず頭の正中線を幅1.5センチぐらい取って切ります。上の図の1番から切っていきます。最初に切っておいた前髪の長さに合わせて頭皮に対して90度に引き上げてカットします。

1番をガイドに2番も90度に引っ張ってカットします。そしてそれをガイドに3番まで切り進めます。1回で切らなくても何度かに分けて切ったほうが切りやすいですよ。

上の図(頭を上から見た図)の赤いラインが今、切り終わったところです。ここの長さに合わせて緑ラインの部分を切っていきます。画像の「E to E」とはear to ear の略で耳から耳までのラインのことです。

正中線センターラインだけ短くなっていますので、その長さに合わせてカットしていきます。引き出す角度は頭皮に対して90度です。E to Eラインより後ろの部分は、一つ前の画像にある青丸のところを軸に放射状に取って、頭皮に対して90度に引き出してカットします。全て引き出した延長線上に髪が出なくなるまで切ります。

ミドルセクションの切り方

オーバーセクション、アウトラインを切ったらミドルセクションをカットして繋げていきます。
上の参考図のように真ん中部分のことをミドルセクションと言います。このミドルセクションを切ることによって、上部分のオーバーセクションと下部分のアウトラインの毛が繋がり、よりバランスの良いヘアスタイルになります。
もともとヘアスタイルが短めのモデルでしたらミドルセクションを切らなくても良い感じになりますが、長いヘアスタイルのモデルはここを切ってあげてください。
↑このように縦で引き出すと、角が出てきます。
この角を1番尖った部分から上下に1、5センチずつくらいカットしていきます。
後ろにも角が出ます。この角は、ミドルセクション部分全部に出てきますので、2センチぐらいの幅で髪を縦に引き出しながら1周するまで切り進めていきましょう。
櫛(コーム)の使い方は、「子供カットをするために知っておくべき、3つの知識と3つの技術」に書いてますので、是非参照にしてください。

これで全体の長さを切るカット(ベースカットと言います。)は終了です。ここからは梳きばさみで毛量調整をしていきます。

梳きバサミで量を減らす、毛先をシャギーにする

ではここから梳きバサミを使って、毛量を減らしたり、真っ直ぐ切った髪の毛先をギザギザにしていく作業です。基本的には子供はそんなに毛量が多くないので、毛先を梳いてギザギザにするのが主だと思いますが、中には凄く毛量の多いお子さまもいらっしゃいます。そんなお子様にはまず部分的に根元から梳いていきます。


人間の頭で髪が多いところは、耳の後ろと ハチの部分です。まず耳後ろのエリアを櫛で縦に取って引き出します。その毛束の根元に梳きバサミを1回入れます。次にその真ん中くらいの所に梳きバサミを1回入れます。根元と中間に1回ずつ、計2回梳くわけです。


根元からしっかり櫛を通します。


根元に一回、中間に一回梳きバサミを入れます。お子様の毛量が多い場合は、このままミドルゾーンを一周して 梳いていきましょう。

↑こんな感じで 量感が減ります。

反対も同様に梳きます。

次にハチの部分を梳きます。

頭の角の部分(ハチ)は毛量が多いとシルエットが四角く見えるのでここを梳いて、ボリュームを落としていきます。

写真のようにハチの部分を梳けるように毛束を取ります。そこを根元、中間と先ほどと同じ要領で2回梳きましょう。毛量の多いお子様はこれが3回になったり4回になったりします。

さてここから毛先を梳いていきます。基本的には毛先を梳く時は、毛先から3分の1くらいまでの所に梳きバサミを入れますが 真横に入れるのではなく、斜めに入れましょう。


こんな風に梳き鋏をナナメに入れます。まずはアウトラインから入れていきましょう。耳上の部分はちょっとリスクがありますが 、指で耳を押さえてから櫛を通すとキレイに取れます。

耳上はこんな感じで梳きます。アウトラインを梳いたら、自分の目で見て、「あ、まだここ多いな〜」とか「毛束が太いな〜」と思ったら、部分的に指でつまんで梳きバサミを入れます。

ここが出来たら、上のデザイン部分を梳いていきますが、長さを切った時と同じやり方で櫛で髪を上に引き上げて、梳きバサミを入れていきます。もちろんハサミは斜めの角度で入れていきます。


特に前髪に重なってくる部分はしっかり梳きましょう。ここはデザインポイントです。ここが重たいと前髪を梳いても前髪が重たく見えたり、横から見た時のシルエットに影響します。ここに動きがあると横から見た時も カッコ良く見えます。


↑デザインポイントを梳いています。

最後にフェイスライン(前髪からもみあげに繋がるライン)を梳いていきます。前髪はセンターの毛先から少しずつ梳いて、両端に移行していきます。基本的には毛先のみ梳く感じになりますが、もっとギザギザにしたい人は所々、谷を作るつもりで深く梳きバサミを入れて2、3回ハサミを開閉しましょう。また、気になる所を指でつまんで微調整して、目で確認しながら仕上げていきます。

爽やかショートレイヤースタイル完成です!下の写真は切る前と切った後の比較です。

↑正面ビフォー


↑正面アフター


↑サイド、ビフォー


↑サイド、アフター


↑バック、ビフォー


↑バック、アフター


いかがでしたか?上手く切れましたか?プロの人達は10分もかかりませんが、何度も切っているとだんだん上手くなって10分で切れるようになると思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

セルフカットで自分の髪を切る時にとっても便利な道具がありますので、「セルフカット便利グッズ」も合わせてお読みください。

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