誰もが一度は憧れを持つホワイトカラー。しかし日本人特有の黒髪を真っ白なホワイトヘアにするのはなかなか難しいのです。今回はホワイトブリーチのやり方とホワイトヘアカラーにするためのカラーリング剤を色々と試してどの配合がより髪が白く見えるレシピなのか、また最強と噂される紫シャンプーはどこまでホワイトヘアになれるのかを検証してみました。
スポンサードリンク
ホワイトカラーはブリーチが命!
ということで、今回はマニックパニックのWHITE BOMB(ホワイトボム)とナプラのアクセスフリーパウダーブリーチで色の抜け具合を比べてみました。共にブリーチを3回繰り返しました。2剤はオキシ6%を2倍の量、放置時間は1回に付き20分です。
ブリーチ3回の結果。
薄いペールイエローぐらいまで脱色できました。色の抜け具合としては、ナプラACCESS FREE POWDER BLEACHの方が抜けました。マニックパニックWHITE BOMBには個人的に期待していたのですが、今回はそのような結果となりました。オキシの量を3倍にしたらまた結果は変わるかもしれません。
痛み具合は双方ともだいぶ痛みました。ホワイトカラーは髪の痛みは必ず伴うものですが、なるべくダメージは避けたいもの。痛みを気にされる方は髪の痛みを94%もカットできるというSchwarzkopf(シュワルツコフ)のFABREPLEX BLEACH(ファイバープレックスブリーチ)がオススメです。ブリーチ後の手触りが完全に違いますよ。
ということで、ペールイエローまでブリーチした毛束を作成。この黄色味を消してホワイトカラーにするために色々なカラーリング剤で試してみたいと思います。
スポンサードリンク
今回使うカラーリング剤は、ルベルMATERIAのABe-10(アッシュベージュ)、Pe-10(パール)、Ma-10(モーブ)、WELLAイルミナカラーのOCEAN10(オーシャン)、ORCHID10(オーキッド)、MILBONオルディーブの9-srMV(シアーモーヴ)、9-pGG(パールグレージュ)、オルディーブアディクシーの9Silver(シルバー)です。
実験開始!
ルベルMATERIAのABe-10(アッシュベージュ)+Ma-10(モーブ)
ABe-10(アッシュベージュ)とMa-10(モーブ)を1:1に混ぜて実験。2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。なかなか良い色味ですね。
乾かした状態。これはなかなか良い色味じゃないでしょうか。
全然ホワイトじゃないじゃないか!
と怒られそうですが、今回の実験に使うカラーリング剤は、全てホワイトっぽくなるカラーリング剤をチョイスしています。実験の全てを白っぽく仕上げてしまうと違いがわかりにくいので、あえて少し色味を出しています。
とはいえ、納得できない読者のために白っぽく仕上げてみましょう。先ほどと同じカラーリング剤の調合、ルベルMATERIAのABe-10(アッシュベージュ)+Ma-10(モーブ)をクリア剤で5倍に薄めたものを塗布して5分放置します。
水洗いした状態。根本のペールイエローに比べてカラーリング剤を塗った個所はホワイトヘアになっています。
乾かした状態です。黄ばみが取れて良い感じのホワイトカラーになりましたね。
同じルベルMATERIAのABe-10(アッシュベージュ)+Ma-10(モーブ)の調合ですが、クリア剤で5倍に薄めたもの(画像右側)との比較です。クリア剤で何倍に薄めるかは、ブリーチ後の髪色によって変わります。
では、色味を出しながら実験を続けていきます。
ルベルMATERIAのABe-10(アッシュベージュ)
ABe-10(アッシュベージュ)2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。結構しっかり色が入りました。
ドライにした状態。ABe-10(アッシュベージュ)+Ma-10(モーブ)の時と比べると青みが強くなりました。綺麗な色ですが、やはりホワイトヘアに仕上げるならモーブを足した方がいいかもしれません。
ルベルMATERIAのPe-10(パール)
ルベルMATERIAのPe-10(パール)2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。乾くとホワイティな感じになりそうな色です。
ドライにした状態。濃い目の色にしていてもホワイトっぽく見えますね。クリーミーなホワイトカラーが好みでしたらパールはいいですね。
オルディーブアディクシー9Silver(シルバー)
オルディーブアディクシー9Silver(シルバー)2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。しっかり色が入りました。
ドライにした状態。青みがかったシルバーカラーに。シルバーカラーにしたい場合でしたらベースの色がもう少し濃くてもシルバーになりそうです。
MILBONオルディーブ9-srMV(シアーモーヴ)
MILBONオルディーブ9-srMV(シアーモーヴ)2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。
ドライにした状態。
MILBONオルディーブ9-pGG(パールグレージュ)
MILBONオルディーブ9-pGG(パールグレージュ)2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。ホワイティな色です。
ドライにした状態。ホワイトっぽい色になりましたね。
WELLAイルミナカラーORCHID10(オーキッド)+OCEAN10(オーシャン)
WELLAイルミナカラーORCHID10(オーキッド)+OCEAN10(オーシャン)を1:5。2剤はオキシ6%で放置時間は5分。
水洗いした状態。
ドライにした状態。この色とっても綺麗です。今回の1番のお気に入りカラー。
ということで、外に出て太陽光の下でパシャリと撮影。うーん、綺麗な色です。
今回の実験結果。
どのカラーリング剤もクリア剤で薄めれば、それなりにホワイトカラーっぽくなるとは思いますが、個人的にはルベルMATERIAのABe(オーブ)+Ma(モーブ)の色味が良かったです。
またイルミナカラーのORCHID(オーキッド)とOCEAN(オーシャン)の組み合わせもおもしろい色味が出ました。ホワイトカラーのレシピに加えていただけたら幸いです。
スポンサードリンク
紫シャンプーでホワイトカラーに!
最強のムラシャンと噂されるSchwarzkopf(シュワルツコフ)のGOOD BYE YELLOW(グッバイイエロー)を使ってホワイトカラーに挑戦!本当に黄色味とグッバイできるのでしょうか。
ブリーチを3回したペールイエローまで色を抜いた毛束を用意。
紫シャンプーをつけるとこんな感じに。濃い!思ったより色味が濃いです。
5分ほどモミモミします。モミモミモミモミモミモミモミモミ…。
水洗いした状態。
やばい・・・これすごいホワイトカラーになるんじゃない?と期待させる色合いです。
ドライにした状態。
す、すごい!真っ白!ホワイトカラー!
根元のペールイエローと比べて完全にホワイトカラーです。ものすごい透明感のあるホワイトヘアになりました。最強の紫シャンプーという噂は本当でした。ムラシャンすごい・・・。
すごく良い色になったけど、コレ、どのくらいの期間ホワイトカラーを保てるのでしょうか?
ということで、紫シャンプーの”持ち”を実験開始!普通のシャンプーで1回に付き5分間モミモミして紫シャンプーの落ち方を調べてみました。
1回目のシャンプー
まだまだしっかりとホワイトカラーは持続しています。
2回目のシャンプー
ホワイトヘアは持続しています。
3回目のシャンプー
おや?少し黄色味が見えてきたように感じます。が、根本と比べるとまだまだホワイトカラーです。
4回目のシャンプー
全体的に黄色味が見えてきた?
5回目のシャンプー
だいぶ黄色っぽくなってきました。
6回目のシャンプー
だいぶ黄色味が出てきましたが、根本の色と比べるとムラシャンパワーはまだ効いているようです。
7回目のシャンプー
うーん、さすがに限界か・・・。でも完全には元の色には戻らないようですね。
1回目と7回目のシャンプー後を比較
こうやって比べてみると明らかに色落ちはしていますね。ホワイトカラーを綺麗に継続させたければ、3日に1回ぐらい紫シャンプーを使うといいと思います。
しかし紫シャンプーって優れものですね。カラーリング剤でホワイトカラーにするよりも紫シャンプーを継続して使った方が良い気がします。
↑最強のムラシャン:グッバイイエローはアマゾンでご購入をどうぞ。
セルフカットの時にあると便利な道具は「セルフカット便利アイテム」のページをご覧ください。
スポンサードリンク