自宅で子供カット!すきバサミで刈り上げっぽく、ソフトモヒカン風に!

自宅で子供の髪を刈り上げてみよう!!

自分で子供をカットしたいけど、短髪にするのは難しいと思っていませんか?確かに難しい所も何箇所かありますが、そこをちゃんと理解していればソフトモヒカンやベリーショートといった短い髪型を切ることができます。

ここではお父さんお母さんのために子供の髪を簡単に切る方法、刈り上げの切り方を説明していきます。


刈り上げとは・・・

刈り上げとはサイドやバックをハサミやバリカンで短く刈り込んだスタイルで、いわゆるベリーショートという長さのカテゴリーでよく使われます。

最近では、よくツーブロックという髪型が流行っていますが、あれも刈り上げの技術が盛り込まれています。サイドはバリカンで薄くして、襟足はハサミで刈り上げてという感じです。

お子様にツーブロックを入れたい方は、「自宅で簡単!子供にバリカンでツーブロックを入れる方法」をご覧ください。

ハサミだけで刈り上げるには、相当の訓練が必要ですので、今回はバリカンとすきバサミを使ったザクザク刈り上げの作り方を説明します。


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ベリーショートスタイルに必要な準備物

今回の髪型に必要なものは・・・カット用のハサミ、くし、すきバサミ、バリカン、うぶ毛トリマー(これがあれば耳周りがキレイになります)、水スプレー、タオル、カットクロス。セルフカットをする時にあると便利なグッズも紹介しているので「セルフカットで使う道具と便利グッズ」もご参考ください。

バリカンは今回厚めのアタッチメントを使いますので9ミリから15ミリくらいのアタッチメントがあれば良いです。それではカットの説明に入りますね。

最終的に仕上がった髪型をイメージする

今回のベリーショートスタイルの完成イメージはこれです!!

元気で爽やか、スポーティといった感じのヘアスタイルです。まずは完成をイメージする事が重要ですので、しっかり目に焼き付けておきましょう!

次はこのスタイルを作る順番を説明します。上の図をご覧ください。線より上をオーバーセクション、下をアンダーセクションと呼びます。

①まずはオーバーセクションをコーム(櫛)とハサミで切ります。

②アンダーセクションはバリカンで刈ります。長さは15ミリのアタッチメントが失敗しにくい厚さだと思います。

③バリカンで刈ったら先ほどのオーバーセクションとの境目を繋げて、頭の角の部分を丸く、滑らかにします。

④すきバサミで全体をギザギザにして仕上げる。

なんとなくイメージ出来たでしょうか?とにかくやってみないと わかりませんよね。では実践してみましょう!


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①オーバーセクションの形を作る

ではこれからオーバセクションを切っていきます。しっかり水スプレーで濡らしたら、準備OKです。

1番最初に前髪を切ります。あとあと、この長さが全体の長さを決める事になりますので、結構重要なポイントです。あとですきバサミを入れると少し短くなりますので、気持ち長めに切っておくのがポイントです。

出来る方は、ハサミを縦に入れて毛先が不揃いになるようにチョップカットで切りましょう。難しいと思う方は、まっすぐ切るブラントカットでも大丈夫です。


前髪を切り終えた状態。次はこの前髪を基準に切っていきます。


上図の赤ラインの部分を最初に切った前髪に合わせて切ります。


コーム(櫛)で根元からしっかり起こして切ります。長さは前髪に合わせて、角度は頭皮に対して大体90度くらいです。ここも出来る方は ギザギザにチョップカットしましょう。頭の渦周辺まで切り進めます。


↑こんな感じになります。

次は図の緑ラインをカットしていきます。

先ほど切った赤ラインの長さが目安になります。


↑赤いラインの毛を基準にします。ソフトモヒカンなので、こういう斜めの角度で引き出します。

櫛の角度を調整しながら、垂直に引き上げます。頭の1番高いところから 前髪に向かって切っていきます。この時頭皮に対して垂直に引き出すのですが前にいくに従って 少しづつ前に傾けて引き出していきます。

頭は丸いので、前に傾けて引き出すことによって頭皮に対して垂直に引き出していることになるのです。

最初に切ったセンターのライン(赤ライン)に合わせながら垂直に引き出して切るのは少し難しいですが、時間がかかってもしっかり切っておきたい部分なので丁寧に進めましょう。

もう一度図を確認します。

青ラインより後ろは、茶色の丸を起点に放射状に引き出して切ります。

同じ角度で引き出して、切るところが出なくなるまで 切っていきましょう


↑ソフトモヒカンの上半分、オーバーセクションが切り終わりました。ソフトモヒカンのシルエットになっているかチェックします。

いい感じのシルエットになっていたらアンダーセクションをバリカンで刈っていく行程にはいります。

バリカン15mmで アンダーセクションを刈り上げる

ここからはアンダーセクション、刈り上げの部分を作っていきます。15mmくらいのバリカンがあれば いいでしょう。2mmとか3mmくらいの薄さで刈ると、あとあと長さのあるオーバーセクションの部分に繋げるのが難しくなりますので、慣れてからにした方が良いと思います。


↑イメージとしては こういう感じでバリカンを入れていきます。上の図の斜線のエリアがバリカンを入れる所ですが、境界線までキッチリ刈らずに、逃がしていくようにします。

緑の斜線の所までは頭皮に沿っていき、赤いエリアからは少しずつ浮かせていきます。切り込み過ぎないためです。大体でいいですが、必ず境界線は越えないように注意します。


↑バリカンを入れている所です。


↑入れ終わってこんな感じになりました。オーバーセクションでカットした上部オーバーセクションと、バリカンを入れた下部アンダーセクションの間に中途半端な毛が残っていますね?ここは接合部(せつごうぶ)と言って、長い所と短い所をいい感じに繋げていく部分です。

次はここのカットの仕方を説明していきますね!


接合部はすきバサミと コーム(櫛)で繋げていく


↑写真のようにコームを斜めにして、オーバーセクションとアンダーセクションを繋げていきます。普通のハサミででも 出来ますが、すきバサミで何度も開閉して少しづつ切るほうが 安全です。基本的には同じ角度で両サイドは切りましょう。

立ち位置は真後ろで、耳上の辺りから前へ切りすすめた方が切りやすいです。

耳上から後ろのラインも角度は違いますが、オーバーセクションでカットした所と、バリカンを入れた所とキレイに繋がるラインにコームを合わせて切ります。


↑接合部が切り終わりました。

何となく繋がって、シルエットが整ってきたらバリカンを入れた所の表面をすきバサミでギザギザにしていきます。

↑こんな感じで。あまりハサミを同じ所で開閉しないようにしましょう。同じ所で何度も開閉すると、穴があいて地肌が見えてきたりします。そこだけ白い地肌が見えているとちょっとカッコ悪いですよね!?

下から上に櫛を通し、進みながら出てくる髪をすいていきます。

さきほど、接合部をすきバサミで繋げましたが、そこまで すいていきます。さあ最後にオーバーセクションをすいていきましょう。

↑基本は毛先3分の1くらいのところを つまんですきバサミを入れていきます。ただ、ちょうど真ん中のセンターライン(モヒカンラインとも言います)は毛が立ちやすくなりますので 、もう少し根元のほうからすいたほうがいいです。

何度も同じ所で開閉せずに、少しずつ毛先に向かってずらしながらハサミを開閉しましょう自分の目で見てまだここは、量が多いなというところを、まんべんなくすいていって、フィニッシュです!

以上で完成です。良い感じになりましたでしょうか?前から見たシルエットはソフトモヒカンのシルエットになっているか、横から見た時のシルエットも穴があいたりしていないか、チェックしてください。

1、2歩下がって見た方が 客観的に見れますのでやってみてください。

いかがでしょうか?カッコ良くできたでしょうか?


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