アイロンセットでツイストパーマ風メンズヘアの仕方(男性髪型)

今回はストレートヘアアイロンを使ってツイストパーマ風にセットする方法をご紹介します。

普段は会社や学校でツイストパーマはNGだけど、髪型がマンネリでたまには変えてみたい・・・、と思う人は案外多いと思います。

ハロウィンやクリスマス、成人式にパーティ、フェスなどのイベント時ぐらいは、いつもの自分とは違った風貌になって楽しくはしゃいでみたいものですよね。

ヘアアイロンでのツイストパーマ風セットなら、その日だけツイストパーマになれるので安心して気分を変えれます。シャンプーをすれば元通りの髪型に戻れます。

ストレートアイロンセットで簡単にその日だけツイストパーマになれるやり方ですので是非挑戦してください。

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ツイストパーマ風セットにストレートアイロンを使用する時の注意点

①髪を完全に乾かしてから使用すること

ヘアアイロンでセットする時のアイロンの温度は140度から180度ぐらいで使用します。それだけの高温で使用するため、髪に水分が残っている状態でアイロンプレスすると水分が一瞬で蒸発してものすごい音が出てビックリすることでしょう。髪の毛にはタンパク質変性がおこり、一歩間違えば断毛する恐れもありますので、髪は完全に乾かしてからヘアアイロンは使用しましょう。高温度のヘアアイロンはとても危険なのです。

②アイロンセット前は整髪料などが髪に付いていない状態でやること

整髪料や流さないタイプのトリートメントなどが髪についた状態でヘアアイロンを使用すると整髪料などがヘアアイロンにこびりついて焦げが出来てしまいます。焦げができるとヘアアイロンの滑りが悪くなり、セットにかかる時間も長くなるので髪の毛のダメージも大きくなっていきます。髪にはなるべく何もつけない状態でアイロンは使用しましょう。

③長時間ヘアアイロンの熱を髪に当てないこと

同じ箇所にヘアアイロンを長時間あてたり、同じ場所を何度も何度もヘアアイロンを当てると痛みの原因になるので注意しましょう。ツイストパーマ風セットの場合は、ヘアアイロンを髪に当ててから離すまで約2秒ぐらいを目安にするといいでしょう。

④ヘアアイロンの温度調節を高温にやり過ぎないこと

ヘアアイロンの温度調節は温度が高いほど髪の毛に癖がつけやすいので、ついつい温度を高くしがちです。まだアイロンに慣れていない初心者の方は、アイロン操作に慣れるまでは140度ぐらいから始めましょう。最高でも180度ぐらいまでにして下さい。ヘアアイロンの温度は高くなればなるほど髪の毛が受けるダメージは大きくなりますので注意が必要です。


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メンズツイストパーマ風アイロンセットの仕方

ツイストパーマの質感は『取る毛束の量』と『ねじる(ツイストする)強さ』で変わってきます。

取る毛束の量が少なければツイストパーマの質感は細かくなり、毛束が多ければツイストパーマの質感は太くなります。また、ねじる(ツイストする)強さが弱いとゆるいツイストパーマの質感となり、強くねじると強いツイストパーマの質感となります。


同じ量の毛束を左右でねじり方の強さを変えました。左はゆるく、右は強めにねじってツイストしています。

ツイストした毛束をほどいた結果。左はゆるいツイスト質感、右は強いツイストパーマの質感になり、その違いは一目です。


ねじる強さによってツイストパーマはこれだけ質感が変わります。左が弱めのツイスト。右が強くねじったツイストパーマ。

毛束をツイストする時の注意点:ねじり玉

強いツイストパーマの質感にしたいと思って毛束をねじり過ぎると毛束が直線状態を保てなくなってねじり玉状態になるので注意が必要です。


左は毛束が直線になる程度のねじり具合。右はねじり過ぎて毛束までねじれた状態。

ツイストしすぎたねじり玉状態の髪にアイロンプレスするとパーマが強くなり過ぎる箇所ができてしまい綺麗なツイストパーマになりません。強めを希望する場合も毛束全体が直線状態を保てるギリギリぐらいまでのねじり具合にしてください。

ツイストパーマセットのアイロン操作と順番

ツイストパーマセットをやっていく順番ですが、最終的な髪型によって巻く順番も変わります。今回はフォワードに自然に落とすヘアスタイルにしたいので、センターフロント生え際から天頂部に向かって前向きにツイストしていって、放射線状に巻いていきます。

*バックスタイルにする場合は天頂部からフロントに向かって後ろ向きにツイストしていくと立ち上がりが付きやすくバックスタイルになりやすいです。

アイロン操作は好みの毛量の毛束をねじって(ねじっている時はアイロンを置いて両手でねじります)左手に持ち、引っ張った状態のまま、右手にアイロンを持ち、根元、中間、毛先と2秒ずつアイロンプレスして毛束全体にアイロンお熱を通していきます。

最後の毛先をアイロンプレスする際には左手を挟んでヤケドしないように注意してください。

髪に水分が残っている常態でアイロンプレスすると髪にダメージを与えますし、ツイストパーマも弱くなるので、しっかり完全ドライにしてからヘアアイロンは使用してください。

全てツイストパーマを巻き終わった状態。

ヘアアイロンでツイストパーマを巻き終わった状態です。なんかドレットヘアみたいですね。

アイロンプレスが終了したらテーツコームなどのクシで毛先から順番に1本1本ほどいていきます。

テーツコーム

根元から一気にほどこうとしてクシを入れると引っかかってうまくほどけないので毛先から順番にほどいていきましょう。

ツイストパーマをテーツコームで全てほどいた状態です。ボサボサとした質感で全体にボリュームが出て広がります。

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ツイストパーマのセットの仕方

ツイストパーマの特徴からボリュームがとても出やすく、毛先などはパサパサした質感になりますので、それを抑えるために少し油分のあるクリームタイプのワックスかファイバータイプのワックスを付けることをオススメします。マット・クレイタイプのワックスはドライな仕上がりになるのでオススメしません。

今回使用したワックスはアリミノ・スパイスクリーム・ハードワックスです。

ほどよい油分と丁度良いセット力、青リンゴのような爽やかな香り、ツイストパーマにつけるには最適なワックスです。アリミノのロングセラー商品です。


アリミノスパイスクリームハードワックス

ワックスは少し大目につけたいので、小豆2粒分くらいを手に取り、ムラにならないようによく手の平で伸ばしてください。

根元、中間、毛先と髪全体にまんべんなくワックスが行き渡るように意識しながら、シャンプーをするようにワシャワシャとワックスをつけていきましょう。

髪全体にワックスをつけ終わるとかなりボリュームが出た状態になっていると思いますので、指を熊手状にして手ぐしで小刻みに動かしながら、つむじから毛流れ通りフォワード(前向き)に指を進めて馴染ませ、イメージしたボリュームになるように抑えながら髪の流れを作っていきます。

丁度良いボリュームになったらハネさせたい部分や束感を強調したい部分を指でつまんで作り上げると完成です。ハードスプレーを少しつけるとヘアスタイルが長持ちしますよ。

おすすめハードスプレー

ツイストパーマアイロンセットの完成形(メンズ髪型編)

ヘアアイロンでツイストパーマセットの完成形です。

ワックスでセットしたツイストパーマの完成形です。ツイストパーマのラフでワイルドな質感が出ていてカッコイイですね。

ツイストパーマセットの施術前とツイストパーマセット後の比較

同じ髪なのにツイストパーマ風セットにするだけで、こんなにもイメージが変わりました。平凡な髪型からクールでラフなヘアスタイルに変身です。

まったく同じ手順でツイストパーマ風セットを人でやった結果。

いい感じのツイストパーマ具合にヘアアイロンでセットできました。

アイロンセットでツイストパーマ風の髪型に!まとめ

いかがでしたでしょうか。

ツイストパーマ風のアイロンセットは意外と簡単にできるヘアスタイルです。

毛束を太く取ったり、細く取ったり、ねじり加減の強弱を変えて好みのツイスト感を出してみてくださいね。三つ編みにした状態でアイロンプレスするとワッフルパーマのような質感も出したりできるので色々と試してみてください。

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